虹ヶ咲2期 4話感想

はい。
3話はいろいろあって書けなかったので1話空いての記事になります。
今回も語彙力/ZEROです。
正直全く纏められた気がしません。

 

1回目見た感想ですが、正直なところ2話書けてDD回やると思っていたので、あっという間に終わったなあというのが1回目の感想でした。

んで、そのあと2回目見てボロ泣きしました。
各キャラクターの成長や掘り下げはもちろんのこと、美里さんの葛藤や迷いも丁寧に描かれていて綺麗に纏まった回だなあと。
(1回目の自分のリアクションが恥ずかしい。というか予告に魂吸われてた)

全体の流れを振り返りながら、感想書いていきたいと思います。

 

気づけば 時が早過ぎて切なくなって
何もかも君とだから楽しくなる
これから未来がどんな色で 光っても


Fly into the skyは予想外でした。
1回4話を見た後だと、ここの歌詞のチョイスは天才です。
美里さんの想いを知ってしまうと、「時が早すぎて切なくなって」の部分はすごく刺さりますね。
歌詞だと「光ってても」になっている部分が「光っても」になっていますが、今は光っていなくても光る、"未来"をより意識した言葉として表現しているように感じました。


冒頭部室での会話シーン。
オンラインライブをやることを決めた愛さんが「ユニットにも挑戦してみたい」と発言をします。
そこでA・ZU・NAの3人が反応していましたね。
アニメではA・ZU・NAの3人がどういった形でユニットを組むことになるのか非常に楽しみにしています🎀💧🔥


パンダに微笑む果林さん。かわいい。

 

ここからの3人で遊ぶシーン、
美里さんは一歩後ろに立って二人を見ているカットが続きます。

足を引っ張ってしまう事を恐れてどこか二人には並べない、そんな心情が垣間見える場面です。
実際誰かといるときに苦手なことだったりすると、足引っ張っちゃうじゃないかと感じて引いてしまう場面ってありますよね。

 


続いてもんじゃを食べながら会話する場面。
幼い頃は泣き虫で人見知りだった愛さんが、美里さんのおかげでたくさんの友人ができて、体を動かすのも好きになったことが語られます。

美里さんのおかげで今の自分があることを素直に伝えているんですが、今の美里さんにとってみれば、入院している間に成長した彼女との差をいやでも意識させられてしまいます。
素直にこういったことを話せる愛さんはめちゃくちゃいい子なんですけどね。。。
こういった擦れ違いは見てて堪えるものがあります。


日が変わって本屋さんでの会話シーン。
海外で働いてみたい気持ちがあったことを果林さんに告げて、昨日の感謝を伝えようとしますが、果林さんに気持ちを偽っていることを見抜かれてしまいます。

すごいね。愛ちゃんも果林ちゃんも。歌って踊ってたくさんの人を笑顔にして。

二人に並ぶことが出来ない自分を責めて、それでも気を遣ってくれる二人に対し、
余計に引け目を感じてしまっているように映ります。


2筋の飛行機雲。2人の距離を感じます

 

愛さんも違和感には気づいてましたが、美里さんがどういったことに悩んでいるかはまだ気づいていませんでした。
そこで愛さんは美里さんと直接話すことを選択します。

あたし、お姉ちゃんのためなら何でもしたいよ。
お願い教えて。あたしにできること。

優しい言葉が棘のように刺さるシーンです。
愛さんが美里さんのために行動しようとすればするほど、美里さんを傷つけてしまう。
聡明な愛さんもすぐそれに気づきました。
お互いのことを大切に思っているのにすれ違う二人。


ロリ愛さん。やばいですね。僕が護らなきゃ

美里さんの入院時のエピソードが語られますが、周りが離れていくなかでも励まし続けてくれた愛さん。
そんな天使な愛さんに気づかない内に依存してしまっていた部分もあるはずです。
その中で、"スクールアイドル"というやりたいことを彼女が見つけました。
今の自分はきっと彼女の邪魔になってしまうんじゃないか、どんどん先に進んで行ってしまう彼女に比べて今の自分はどうなのか、自分はもう一緒にいてはいけないんじゃないか、いろいろ考えてしまっていたのかなと思います。
「楽しかった?」の問いにも答えられず、「これからも応援してるから」と返す美里さん。
応援しているのは本心だと思いますが、愛さんの近くには自分はもういないんだ、そんな気持ちが伝わってきます。


こういう落ち葉の演出、流石すぎる。

続いて屋上での二人の会話シーンです。

できない。できないよ。
楽しいことを教えてくれたお姉ちゃんをあたしが傷つけた、
そんなあたしがスクールアイドルなんてできないよ!

愛さんには、自分が楽しむことで周りを巻き込んでいって、みんなを楽しませて笑顔にするスクールアイドル像が目指す形としてあります。
今回、自分が楽しむことで無意識に美里さん傷つけてしまっていた、その事実に気づき弱気になってしまいます。


みんな大好き屋上です。1期3話と全く同じ場所ですね。

ここの果林さんの返し、本当に最高の先輩でした。
愛さんを煽りつつ彼女の本心を引き出して、誰も傷つけないなんてそんなことできる人いないとフォローしつつ、「太陽みたいにみんなを照らせる笑顔があなたにはあるでしょ。」と愛さんの魅力をしっかり伝えてあげる。

"仲間"として、"ライバル"として、愛さんの存在を認めているからこそ伝えられたことだと思います。
こんな素敵な返しができる果林さん、本当に周りをよく見ているなと。

逆に果林さんをユニットに誘うシーンは、愛さんの頭の回転の速さやコミュニケーション能力の高さが出ていると感じました。
彼女のやりたいことが何か把握し、それが実現できることを伝えたうえで、自分のやりたい"ユニット"に巻き込んでいく。
コミュニケーションの勉強にもなります。(さすが教育アニメ)

ライブ直前、璃奈ちゃんが愛さんを励ますシーン。

1期13話思い出してしまいました😭
愛さんのために自分が何かできてるか気にしていた璃奈ちゃんが、ライブ前の愛さんを優しく励ます。
成長が感じられるシーンです。

そしてライブ前の愛さんのセリフ。
第4話のクライマックスです。

みんなー、楽しむ準備はできてる?
できてない人いるんじゃないの?
でも大丈夫!
愛さんの中には小さいころからもらってきた、たくさんの"楽しい"があるから。
それを今からみんなにあげる!
明日から一歩でも進んでみようって思えるような、最高のライブをするから!
だからここにいるみんな、配信を見ているみんな、笑顔になる覚悟は決まった?



えっぐい。。。えっっぐいて。。。。(粗品)


今の自分の根本には美里さんの思い出がある。
自分にとって美里さんが大事な存在であることを改めて伝えて、自分が背中を押してあげる宣言です。

だんだんと後ろのBGMが大きくなっていくことでより臨場感やリアリティが伝わってきて、まるで自分もオンラインライブの参加者であるような感覚になりました。

 

はい。「Eternal Light」神です。

歌詞はCD買ってからのお楽しみとして、一節だけ。

心の声 見つけたんだ
望むがままでいいんじゃないって
そうじゃない? そういいんじゃない

5話のオタク、死亡。
"心に耳をすませて"じゃないかこれは。。。

2人が対になるようなカットが多くあり、
ライバルとして結成したDDの特徴が随所に出てるMVです。
ここすき

ライブ後、美里さんがDDの二人の前に現れファンとして近くで"宮下愛"というアイドルを応援することを告げます。
「これからも応援してるから」と言って寂しそうに去っていく姿はもうありません。

そして、最後のシーンです。
英語の本を買おうとする美里さんに対して果林さんの一言。

遅いなんてことないですよどんなことだって。

5話のオタク、死亡。(5分ぶり2回目)

「やりたいと思った時から きっともう始まっているんだと思う」じゃん.。。。

そして、愛さんと切磋琢磨できる人になりたいと美里さんは宣言します。
さいころの愛さんに"楽しい"という気持ちを教えてあげた美里さん。
美里さんが入院してる間も励まし続けた愛さん。
そして、今回のライブを経て二人は切磋琢磨するような関係になっていく。
形は変わっても二人の関係はこれからも続いていく。

"これから未来がどんな色で 光っても"

 

こうやって振り返ってみてもボリュームえぐいです。
おかしいよ、このアニメ。

 

最後に一言だけ。

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああかわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおあゆむうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう

失礼致しました。5話楽しみです。